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ウクライナ情勢について(3)

今回はウクライナ情勢のお話し3回目です。

ちなみに、今回のウクライナ騒動を仕掛けているのは米国のネオコンです。

イラク戦争を強引に主導した「新保守主義=ネオコン」は、自由主義や民主主義を重視してアメリカの国益や実益よりも思想と理想を優先し武力介入も辞さない超党派の政治イデオロギーです。

現在、バイデン政権におけるネオコンの中心的人物はかつてウクライナ親露政権を転覆させた命令がYoutubeに流出した国務次官のビクトリア・ヌーランドです。

夫はバイデン政権を実質的に運営するブルッキングズ研究所上席フェローでネオコンの論客として知られるロバート・ケーガン。

トランプ政権時には夫婦揃って冷や飯を食わされてきましたが、バイデン政権で大復活しています。

そこで、かつて失敗したウクライナ騒動を再燃させロシアとの対立を煽っているのが現在です。

ネオコンは長年かかって東と西のコーナーストーンであるウクライナを軍産複合体と手を組みNATOへ加盟させようとしてきました。

しかし、実質的にウクライナの大半はいまもロシアです。

ではなぜバイデン政権はロシアが実効支配するウクライナへ今のタイミングで火をつけたいのでしょうか? それは今年11月に行われる米国中間選挙にむけてバイデンの支持率が急激に落ちているからに他なりません。 イラク戦争時のブッシュのようにウクライナ戦争で支持率アップを狙いたいバイデンは、ウクライナを守るための「正義の戦争」に突入し下がった支持率を上げて11月の中間選挙に突入しようと画策しています。 そのため、ネオコンや軍産複合体と手を組みウクライナを戦場にしているのです。 BBCによりますと、プーチンは米国がロシアを戦争に引き込もうとしていると言及しています。 また、クロアチアのミラノヴィッチ大統領はウクライナをロシアとの対立に扇動したとして米国と英国を非難しました。 為政者の都合によってはじまる戦争。 そして、それを煽って正当化しようとするバイデンに近い米国マスメディア。 バイデンの支持率が落ちれば落ちるほど世界は混沌とするのです。

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